既に書いた通り、赤緑色弱でキューブ系パズルを解くのはハンディがありますが、普通のキューブ系パズルは 6色、スクエア1なら実質側面の 4色が識別できればどうにかなります。一方、メガミンクスをはじめとした、正十二面体パズルでは地獄を見ることになります。…正二十面体の Eitan's Star や Icosaix には絶対に手を出さないと思います。
私は YJ YuHu を購入しましたが、最大の鬼門は黄緑でした。黄・橙と混じって仕方がありません。次が灰色、ピンクと混じりますね。
そこでステッカーを tribox から購入して、以下のように貼り替えていきました。青クロスなのは変わりません。上から、同じ段は時計周りに、
056 : Ice Blue
613 : Forest Green
023 : Cream
071 : Grey
035 : Pastel Orange
040 : Violet
010 : White
031 : Red
045 : Soft Pink
092 : Copper
025 : Brimstone Yellow
052 : Azure Blue
色の再現性は良くありませんが、ご参考までにどうぞ。
灰は濃度を上げることで桃との識別が容易になりました。緑は六面体のものよりは濃いものを選びました。隣の藍と明度差があまりありませんが、不思議と見間違えたことがありません。
やはり最大の難関は黄緑でした。063 : Lime-Tree Green を貼ってみましたが、やはりまるで識別できません。
思い立って、一色だけ金属光沢色を用いることにしました。Copper は銅ですが、探している時には”桃金(ももきん)、桃金”など、金(きん)と心の中で呼びながら探しています。今度は赤と混じるようになりましたが、光にかざして傾けて、金属光沢が確認できたら金、そうでなければ赤と識別できるようになりました。
識別だけでなく、「どこにどの色があるか」の探索・判断についても赤緑色弱者はハンディを抱えていますが、できる範囲で楽しめれば充分だと思っています。
現状、メガミンクスについては私はこの配色で充分楽しめています。色合いが気になる方の参考になれば幸いです。