今まで紹介した手順を駆使して、J式でスクエア1を解いてみましょう。当時、私もだいたいこんな感じで解いていましたが、完全にそのままではなく、確認しながら解き直してみました。スクランブルは tribox contest トリコン のものを使わせていただきました。
その1:2020年第4節その4
(0,2) / (-3,0) / (-3,0) / (4,-5) / (-3,-3) / (5,-4) / (0,-2) / (0,-3) / (-2,0) / (-1,0) / (4,-3) / (0,-3) / (0,-4)
その1:2020年第4節その4
(0,2) / (-3,0) / (-3,0) / (4,-5) / (-3,-3) / (5,-4) / (0,-2) / (0,-3) / (-2,0) / (-1,0) / (4,-3) / (0,-3) / (0,-4)
掌−樽、そのままで掌横、樽は掌の親指と角が合っている斜めなので、いきなり / で楓−凧上欠、さらに (-2,1) / で帆立−凧、(-2,3) / で左右拳、(-2,-1) / 、
上段の凧の右側に白が揃っているので -3、下段はそのままの向きで / で上三隅白、上面に揃っている二つを -3 で降ろせるようにし、下段左前の白は -5 で右奥に廻して / (3,0) / で隅向き揃い。
上面は左(緑−黄)とも右(橙−赤)とも対面色、下段は左が揃ってなく右に橙が揃っているので、(-1,6) で上対角下前、/ (3,0) / (-3,0) / (3,0) / (-3,0) /
上面にある下段の辺、橙は左面、下段の右面が赤なのでそれを入れたい橙は左面にあるので、(6,-6) で右↓奥↑、(0,-1) / (0,-2) / (0,3) / (-5,0) / (5,0) / (0,-3) / (-5,0) / (5,2) /
ここで上段は左の黄隅の間に赤、右の橙隅の間に緑、この時点では右同士・左同士の二の字か、鼓かは確定していない。下段は左の黄隅の間に緑、右の橙はもちろん揃っていて、この時点では黄−緑の縦か、左前→右奥→左奥の三角かは確定していない。
下段は揃っている右を左に持っていき、上段は確認用に廻す。
(-3,-5) で下段は縦が確定、上段も赤隅の間が黄でないので二の字が却下され、鼓が確定。(0,-2) で初期位置を合わせて、鼓−縦、(-5,3) / (0,3) / (-1,0) / (0,3) / (1,0) / (2,2) / (0,1) / (0,3) / (1,0) / (-2,0)
ここで最後の / の前に中段が”合っていない”、つまり / で合うことを確認してから / で辺位置合わせ終了。
前面に橙が見えるので、(5,6) で完成。
その2:2020年第2節その1
(0,-4) / (-5,-2) / (5,-1) / (-3,0) / (1,-2) / (0,-3) / (-4,0) / (-3,0) / (0,-1) / (4,0) / (3,0) / (-2,0) / (-1,0) /
その2:2020年第2節その1
(0,-4) / (-5,-2) / (5,-1) / (-3,0) / (1,-2) / (0,-3) / (-4,0) / (-3,0) / (0,-1) / (4,0) / (3,0) / (-2,0) / (-1,0) /
帆立−拳、その場合の帆立の向きはこれで合っているので、(0,4) / で凧上欠−楓、(-3,0) / で帆立−凧、(4,-3) /
左右拳、上段右に白が揃っているので 7、可能なら -5 で廻したいところ、下段はそれに合わせて -4で / で凧−凧、
上面に白が揃っているので、(0,3) / (-1,0) / で隅向き合わせ終了、
上段左が赤−橙の対面色、右が赤−緑の非対面色、下段は左が黄−緑、右が橙−赤、と双方対面色なので、上前下対角が確定、上段の揃っている辺(赤−橙の向かい)を (-3,0) で左に持っていき、(0,1) のあと、/ (0,-3) / (0,3) / (0,-3) / (0,3) / 、
上面に挟まっている下段の辺が橙で、下段右に赤が見えるので (0,-6) で橙隅を右に持っていって、右↓左↑、(0,-4) / (0,1) / (-3,0) / (0,5) / (0,-5) / (3,0) / (0,-1) / 、
下段は橙が合ったのに黄隅の間に緑、赤隅の間に黄、なので反時計が確定、上面は橙隅の間に赤、緑隅の間に黄、これだけだとまだ十字か鼓か確定していないが、(-3,4)で黄隅の間に緑を確認して上十字-下反時計が判明、この上四辺下三辺を、上時計−下反時計 (1,0) / (5,-1) / (-3,0) / (1,1) / (-3,0) / で下段は完成。
(2,-3) で上時計と分かり、/ (0,-3) / (0,3) / (0,-3) / (0,3) / (1,0) / (0,-3) / (0,3) / (0,-3) / (0,3)、ここで最後の / の前に、中段が合っていない、つまり / で合うことを確認してから / で辺位置合わせ終了。(-1,0) で完成。
ただ、この過程の上前下対角を (0,1) せずに実行すると、
ただ、この過程の上前下対角を (0,1) せずに実行すると、
(0,-5) から右垂直、(-1,0) / (0,-3) / (-1,-4) / (1,1) / (0,3) / (0,3)、
上段は合っている橙を (-2,0) で左に、下段は合っている橙を (0,6) で左に、その過程で、上段は縦、下段はNEであることを確認、上縦-下NE、(1,0) / (0,-1) / (0,-3) / (5,0) / (-5,0) / (0,3) / (0,-1)、
ここで最後の / の前に、中段が合っている、つまり / でずれることを確認したので、(6,0) / (-6,0) / で辺位置合わせ終了。(2,-3) で合わせて完成。
ただ、私にはまだこれを実戦の最中には判断して使い分けることはできません。上対角下前・上前下対角は廻し方がそれぞれ 4通りあるので、もし判断して使い分けられたら強力でしょうね。
ごちゃごちゃして分かりにくい”試し解き”ではあったとは思いますが、参考にしていただけるようなら嬉しく思います。
ごちゃごちゃして分かりにくい”試し解き”ではあったとは思いますが、参考にしていただけるようなら嬉しく思います。