2020年01月26日

あなたもスクエア1で100秒を切れる!その2〜成形手順一覧

スクエア1について、その2です。
スクエア1について、全く解法や回転記号から基本的な解き方についてご存じない方には、立方体の迷宮 をお勧めします。まとまっていて初心者に分かりやすいことにかけては、いまだにこれを超えるサイトを見つけられていません。

前回、成形の名称について私見を述べさせていただきました。名前が付けば形も把握しやすくなりますね。というか、いろんなサイトで、形や色を提示してあるだけであることに驚いています。私にはまるで頭に入ってきません。

それはさておき、私の J式ではスクエア1の成形手順は
/直方体/ サイトの樹形図に従い、階層を一層づつ登っていく、
というものです。
まともに成形手順を覚えたら、基本 8種で8x7÷2+上下同形7(上下四角は除く)+拳と掌の左右組み合わせ3 = 38種、大片小片非対称の組み合わせで 3x7 = 21種、花関係 5種、合計 64手順を全て覚えることになります。J式も覚える数は一緒ですが、初期位置から手順まで全て覚える必要があるのと比べると、成形の上下の向きを合わせて "/" するだけなので労力は激減します。Excel で表を作りました。

SQ1_CubeShapeListBasic.jpgSquare-1_CubeShapeListAsymmetry.jpg
(樽についての覚え書きおよび茸−樽に間違いがありました。お詫びして訂正します。'20.2.28)

少なくとも、覚えるのが苦手な私でもこれなら覚えられました。

この方法の強みは、上下左右の対称形でもそのまま活用できることです。たとえば、Full Cubeshape には上帆立下樽としてしか手順を示していませんが、双方を縦に揃えれば盾盾になるとわかれば、盾盾はさすがに覚えているでしょうから、新たな手順としての記憶は不要になります。

また、掌・拳の左右との組み合わせには悩まされることが多くありませんか?これが”どうすれば一つ上層に上がれるか”を言語化しておけば、四角掌が、上四角下左掌だろうが、上右掌下四角だろうが、一つを覚えておくだけで対応することができます。

いくつかは /直方体/ の樹形図からは変えてあります。例えば、楓樽欠は頻出成形(現在、私が記録を残した tribox コンテストでの成形 513 中 13%が楓樽欠およびそれを経由するもの)ではありますが、樽の斜め向きは間違うことが続きました。そこで”樽欠の小片4を 22に分ける”としました。これなら間違いようがありません。楓扇の”小片を 3-1 で割る”も私には重要でした。

楓凧上欠(およびそれを経由するもの)は成形の三分の一を占めます。さすがにこれは覚えていることでしょう。”双方横の逆向き”で覚えやすいですし。この形にできてしまえば、その上層の手順を個別に覚える必要はないでしょう。

拳と掌の組み合わせでは同側なのか左右なのかは確認する必要がありますが、インスペクション中に確認できれば問題ありません。

成形に苦しんでいる方は、まずは試してみてはいかがでしょう?

posted by じゅうべい at 14:13| Comment(0) | Square-1